エマルンコート:カビが生えない浴室
「そういえばカビいないな...」湯船に浸かりながら浴室を見回してあらためて気づいた。
そう言えば防カビ効果の実証実験してました、エマルンコート施工から約1年になるのでブログに書いてみます。
目次
天井・床・壁|ω・´) 黒カビ確認されず!
結論から言うと見出しのとおり、黒カビの発生は無しでっす!
╭( ・ㅂ・)و ̑̑よしよし!
自宅浴室にエマルンコートを塗布したのは2021年5月の事、今から約1年前です。
目的は抗菌・防カビ効果の実証実験。
10年以上住んでいた前の家の浴室には黒カビがいました。
それが嫌で湿気がこもらないよう浴室は小まめに換気、壁・床・天井の掃除も定期的にしていたはずなのに気がつくとポツポツと黒い影が...という感じでした。
引っ越して来た新居は賃貸ながらきれいな浴室だったので、それをキープすべく取り扱い開始したてのエマルンコートを実験ついでに自宅に施工してみた次第。
黒い影が忍び寄りやすい場所にカビの姿は見えず!
天井のすみっこ、換気扇周り、シャワーフック・手すり周りをはじめ全体的に黒カビの発生は確認できませんでした。
エマルンコートだけで入居時の状態をキープできてます。
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ よ〜しよし!
だがしかし...
タイルの目地とATP検査
タイル目地のアップ画像、カビの気配も無くきれいです。
やはり綺麗な浴室は気持ちが良い。
では、エマルンコートの効果をATP検査ツールで見える化してみます。
照明下のタイル1枚分からサンプルを取って検査ツールで測定します。
ぜろ...、因みに1年前に同じ場所を測定した時は『1』でした。
壊れてたら嫌なので念のためお仕事携帯の画面もサンプル採ってツールにかけてみる。
因みに各数値の評価目安はこちらです。
どうやら壊れてなくて一安心
(^^;高い機械なもので...
カビ完封かと言えばそうでもない点
エマルンコート しとけば浴室のカビ対策完璧や〜〜ん!
...とか言いたいのは山々ですが実はウィークポイントもあります。
画像の壁面、カランから浴槽にかけてのタイル目地にうっすら赤っぽいのが見て取れるかと思います、これは赤カビです。
壁面下部は付着したシャンプー・リンス、石鹸等の成分がどうしても残っている場合があって、その上に菌が乗る事でエマルンコートの触媒効果から逃れていると考えられます。
なのでこの1年、黒カビ掃除は1回もしてませんが浴槽下部の赤カビ・ヌメリ掃除は数回しています。
因みに黒カビと赤カビは別の種の菌なので繁殖条件が異なります。
詳しくはLionが運営する情報メディアのブログ記事『どうして生えるの?お風呂場のカビのすべてがわかる!基礎知識編』に詳しい解説が紹介されてますね。
赤カビは正確には『酵母』だそうです。
赤カビ自体に人体に害はないのだけど黒カビのエサになるので放っておくと黒い奴が発生します。
水回りのヌメリが繁殖の始まりらしいので、壁面や床の流し残しと併せてシッカリ洗い流せば防げるようですね。